PhoneGap iOS 版 2.3.0 の変更点
この記事は Shazron's Cordova (aka PhoneGap) Blog の以下記事を参考に書きました。
http://shazronatadobe.wordpress.com/2012/12/10/whats-new-in-cordova-ios-2-3-0/
アシアルさんの Blog 「PhoneGap 2.3.0での変更点 : アシアルブログ」も参考にさせていただきました（12/13 の情報のようです）
みなさん PhoneGap 2.3.0 で遊んでますか？
さて、肝心の大きな変更点は以下。
（完全な翻訳ではありませんし、ところどころ翻訳の怪しいところが... 情報が間違っていましたら指摘いただけると助かります）
1. iOS 5.x 以上のみサポート
iOS4.x のサポートが切れました。
2. Cordova.plist ファイルが config.xml に変更
Android 版の config.xml と同じファイルフォーマットになったようです。
旧バージョンの Cordova.plist からは bin/cordova_plist_to_config_xml スクリプトでコンバートできるとのことです。また、旧バージョンの Cordova.plist を使用している場合は警告が表示されるので分かります。
3. InAppBrowser(ChildBrowser) のサポート
アプリ内のブラウザってことでOK？
詳細は InAppBrowser - Cordova Wiki にある。
4. LocalNotification plugin イベント、AppDelegate をオーバーライド
プロジェクトの AppDelegate.m には、プラグインがLocalNotificationイベントを受け取ることができるように、新しいAppDelegateオーバーライドを追加することができる。
CDVPlugin.m のコメントを解除することで有効にできるとのことです。
（プラグインは未だ書いたことがないので、上記の解釈で正しいかは不明）
5. Cordova の cli コマンド群の名前を変更
debug が build に名称変更。release と run コマンドが追加された。
これはすべてのプラットフォーム共通の変更。
6. Objective-C プラグインはホワイトリスト対象外
InAppBrowser リリースに伴い、ホワイトリストはメインの Cordova WebView にだけ適用するように再構築された。結果として、プラグインから接続した場合は対象外となる。
7. Device API の変更
iOS において、device.platform は "iPhone", "iPad", "iPod Touch" を返していたのを、正しく "iOS" を返すようになった。また、device.name（現在ではすべてのプラットフォームで非推奨となっている）はユーザーのデバイス名を返していたが、device.platform で返していた値("iPhone", "iPad", "iPod Touch")を返すようになった。そして、すべてのプラットフォームで新しいプロパティ device.model が追加され、デバイスの特定のモデル（例えば、"iPad2,5"）を返すようになった。（他のプラットフォームでは、これは device.name が返していたものを返却する）
8. CommandDelegate オーバーライド
command delegate が適切にオーバーライドできなかったのを修正した。
ここで書いた機能の半分以上を未だ使ったことがないので、今後の課題かな...。
