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[Kindle] 「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を読み終えて


んにちは ATRA です。Kindle Paperwhite 使ってますか?


Amazon からも、もう待ち時間なしで入手できるようになってきたようです。


さて、Kindle Paperwhite 3G の恩恵を受けたくって、
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を読んでみました。


この本は、
「フリーとはなにか?」という問に始まり、
Gmail がどうやって儲けているのか」
Wikipedia がどうやって成り立っているのか」
など、タダとしての「フリー」について、調査・分析されている。


さまざまなタダの仕組みについて、多くの例を出し説明されているのも
興味深く、書籍版では 352 ページのボリュームある本であるが、
最後まで飽きることなく読むことができた。


書籍版 1,890円に対し、Kindle 本は 952円とリーズナブルなことも嬉しい。
また、もっぱら通勤電車の中で片手で読み進めていたが、書籍版は
ハードカバーでありかさばるところだが、Kindle 本なのでその心配も
皆無である。


この本の中でいくつか心に残ったフレーズがあったので紹介したい。
「20世紀はアトム経済だったが、21世紀はビット経済になるだろう」
「賢い人はモノの流れを逆に考える」
「稀少なものではなく、潤沢なものを管理しよう」


特に最後の1文の例は印象的だった。


ハードディスクなどのディスク容量を「稀少」であるものとして、
扱うことに我々は慣らされてきた。結果として、共有サーバー
上にある過去のデータを度々、整理させられる結果となることがある。


しかし、ハードディスクの単価は驚くべき速度で下がっており、
今や「稀少」ではなくなったディスク容量に対し、本当に「稀少」
なものである「時間」を無駄に「整理」という時間に費やしている
というのだ。


こうして、「潤沢」になったものを管理することについて、
考える時期にきているのかな?と少し考えさせられた。


今日の金スマは、話題の「ゴールデンボンバー」がゲストだったが、
これを読めば、彼らが紅白で自腹無料配布した樽美酒のお面
(1個3000円との噂)の理由も頷ける。


まさに、彼らはフリーを上手く利用した21世紀型のバンドといえるのではないだろうか。

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