JavaScript エディタ Scripted に興味津々!
スマホの広がりで集約より発散を進めている開発環境。
- Android は Eclipse + Java
- iOS は Xcode + Objective-C
- Mac は Xcode + Objective-C
- Windows は VisualStudio + C#(or C++)
このように、Java, Objective-C, C# と様々な言語をマスターする必要がある。
一つの言語の知識は応用できないわけではないし、オブジェクト指向が身につけば、他の言語をある程度使いこなすことはできるだろう。
問題は微妙に使う機能の違いがあることで、これが誤用を生む。
他の知識と同様に、別の言語を知っているということは、薬にもなれば、毒にもなると僕は考えている。
ここに、UI のデザイン、実装を始めると、
InterfaceBuilder の使い方や、Expression Blend の使い方、
XAML の構文など覚えることが爆発的に増えていく。
凡人代表としては、可能な限り開発環境や言語を集約しないと
脳のキャパシティとして限界は近い。
ということで、開発環境の行き着く先を注意して見ているところだが、
Windows8 ストアスタイルアプリ(Metro)の開発にも JavaScript が
使用出来るようになっていることや、PhoneGap の出現と
対応環境の広がりの速さから、html5 + JavaScript + CSS3 + ネイティブ
に向かう大きな流れがあるように感じる。
元々 Windows 開発者上がりの僕からすると、 JavaScript に行き着いたのが少々遅すぎたようで、慣れるまでにはしばらく時間がかかりそう。
VisualStudio の Intellisense に慣れきった体としては、VS2012 で使用出来る JavaScript Intellisense は手放せない。
Web 開発者の声を聞いてみても、「VisualStudio は Web アプリ開発の生産性を大きく上げる」という評判もよく耳にするようになってきた。
でも、Mac を開発環境として選んだ場合、VMWare Fusion + Windows + VS2012 というのもイマイチな感じ。
そこで今着目のアレは、VMWare/SpringSource がオープンソース公開したという Scripted というエディタ。
scripted-editor/scripted · GitHub
リンク先のビデオを見ると、Chrome 上で動くエディタのよう。コード補完も効いてて、JSLint による構文チェックや、エディタ自身のカスタマイズを JSON で指定するデモなどが行われている。
参考記事は
JavaScriptエディタ「Scripted」をVMware/SpringSourceがオープンソースで公開 - Publickey
年末は少し時間をとって見てみたいと思う。