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釣行記録 2012 マダコと格闘 有終の美

2012/12/29
23:00〜3:00
天気晴れ
無風
新潟東港近辺


今年ラストの釣行は夜釣り!
ということで、夜の単独釣行は怖いので、釣り仲間のWサンとタコ狙い。



31日からの寒波の前の静けさか?
まったくの無風、波もまったくない、素晴らしいコンディション



ターゲットはタコ、あわよくば日本海のモンスター ミズタコも狙えるシーズンに入ってきた。



ミズタコにも対応できるように、大型のテンヤに冷凍ワタリガニの豪華セット。ワタリガニを使うのは初めてなので、同行のWさんにセッティングをお願い。



見事な手さばきでセッティング完了。



ポイントまで歩くこと15分。
仕掛けを投入。



開始からわずか10分、強烈な根がかり感‼
根がかりか、タコか?


仕掛けを引き上げるが軽い。
上がってきたワタリガニは内臓が欠けていた。


単純に引っかかったという様子ではなさそう。
再度、仕掛けを投入。ジー、と言うリール音が辺りに鳴り響く。
しばらくすると、ふたたび根がかったような感触。
根がかりを解消し、なんとか引き上げたワタリガニは半壊状態。


間違いない、ヤツは必ず居る。
三度目の仕掛け着底、間もなく仕掛けへのノリを実感。急いでリールを巻き上げる。


タコだ!!!
これは抜き上げ可能と判断し、即座に抜きあげ。
370グラムの小型のマダコだった。



あのワタリガニの壊れ方は、この程度のサイズでは無いハズのだが....。


あの根がかり感がすべてタコなら、今日は最高の釣果となるはず。
ワクワク感がたまらない。



マダコを〆てから、残りのワタリガニを再セッティングし、着底。
すぐに根がかり感、今度こそ大型か?しかし、引けど引けど動かず。
リアル根がかりか?



5分ほど奮闘したが、にっちもさっちもいかず。
通りがかりの二人組の兄さんが心配して声を掛けてくれた。
「タコ掛かった?」
「いや、根がかりだと思うんですが....」
と私。



「ラインを張れば、タコなら引っ張るから分かるよ。」
とのアドバイス。うん、なるほど。
ラインを張ってみたが、うーん、引っ張られているような、
引っ張られていないような....。



結局タコかどうかは判別できず。しかし、この状態を解消する方法も
ないところ、先のお兄さんに手伝ってもらい、なんとか状況打破。
仕掛けはロストしたものの、ワイヤーを切る術もなく途方にくれていたので
本当に助かりました。見ず知らずお兄さん、ありがとう。



開始30分で仕掛けロストしたものの、予備のプラガニ付きのテンヤを
持っていたため、すぐに再開。



同行の Wサンから電話が入る。
「1キロサイズのタコ上がりました!」
とのこと。すぐに現場へ駆けつけ、早速の釣果確認。
デカイ!このサイズで1キロはありえない。2キロはあるのでは???
(実測したところ 2.2キロのマダコだったようです)



夏のマダコラッシュで 400グラム前後がアベレージだった僕からすると
あのサイズは衝撃だった。



こちらもテンションアップ。彼の隣で釣行再開。
すぐにタコのノリを感じたため、急ピッチでリールを巻き上げる。
ナカナカのサイズ。これは抜きあげ可能と判断し、エイヤッ!


ペチャッ!!!


これもデカイ。明らかに自己最高サイズと分かった。




自宅に帰ったのは3時30分。
釣果を計測して納得!!!
大きな方のサイズは、1.56kg。
先の 0.37kg の1杯めと合わせて、2kg 弱。
満足のいく釣果。



酢ダコにしたらよい正月が遅れそうだ。


本命のミズタコには会えなかったものの、大満足で 2012年を締めくくる
最高の釣行となった。


今年も素晴らしい体験をくれた海と友人に感謝。
来年は是非ともモンスター級のミズタコにであえますように。

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